海の手記

報告と記録

創るという行為について、何か思うことがあるとすれば、人はきっと自分の中にある事物しか創造しえないんだろうなということです。美しい人間からはきっと美しい音楽が、詩が、絵画が生まれるし、汚い人間からは汚いものしか生まれないと思っています。それ…

良好

生来ぼくはひとというものが信じられません。人間不信というやつなのでしょう。ぼくの性質上、親しい人間というのは距離が近いことを意味しませんけれど、とはいえそういった親しい人間ですら、果ては家族ですら、その思惑や意図を勘繰ってしまうのです。そ…

宣言

壊れ物に触らないように。 病んでいることに優劣をつけるのはおかしいことだってわかってはいるけれど、病んでいるにも様々な有り様があって、ぼくが好きなのは、自己否定を繰り返して、それでいて自己愛と周囲に守られながら、死にたいと言いながらもなんと…

崇拝

逃げたい。ぜんぶから逃げたいという衝動は、不意に、それでいて慢性的にぼくの精神を蝕みます。ひとりになって、誰にも迷惑をかけず、霞を食って生きていけたら、どれだけ楽かなんて考えては、そんな風になるくらいならば、いっそ死んでしまったほうがいい…

駄文

ぼくはあまり情緒が平素より安定しているほうではないから、日によって気分が大いに異なる。気分が異なれば、食べたいものが異なるし、それは読書でも同じことだ。ぼくは平時数冊の本を並行して読んでいる。暗い本、明るい本、学術書、啓蒙書……。ぼくが見る…

楽しかった?

さいてい

退行

美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい美しい こうして同じ文字列が繰り返されているところを見ると、たとえそれが美辞麗句だったとしてもひとは狂気を感じるのだなと…

告白

己がどれだけ醜悪かつ下劣な趣味嗜好をもって生きながらえてきたかということを、ふと思い至り、そうして羞恥に震え、耐え難い劣等感が私を苛むことを生活と呼ぶのなら、いっそ私などという存在は世間から消え失せてしまったほうがよっぽど健全で、つまり妥…

あったかい

呪いをかけてください。 重ければ重いほど安心できる。だってぼくには自信がない。願わくはそのまま潰されて死ねたら最高。ぼくは恋愛というものを多分まともにしたことがありません。演じているから、好かれているのは自分じゃなくて演じている自分な気がし…

どこまでも

病んだひとたちが嫌いで、好きです。 今さら申し開きのしようもないことですけれど、きっとぼくは病んだ人間です。もう症状は随分と長く、つまり根が深くて、それでもなまじそうとは悟られないだけの要領は持ち合わせていたようで、日常生活には影響は出てい…

あるけ

殺されたことはありますか。 ぼくが初めて殺されたのは中学生のときです。太宰治の『人間失格』を読みました。激しい同族嫌悪と文字通りの嘔吐感のあと、ぼくは明らかに変質してしまいました。太宰治は死んでいる。ぼくと同じ性質を持ちながら死んでいる。な…

いみはない

いつまでぼくはのうのうと、平気な顔をして生きているんでしょうか。たくさんのひとの気持ちを踏みにじって、多くのひとたちの信頼を食い散らかして、それでも罰は一向に下らないのです。ともすれば、こうして生きることそれ自体が、罰なのかもしれません。…

おんがく

最近はわりと精神的に不安定です。つまりそれは音楽的にはとても良い状態という意味で、また暗い音楽がぼくの中で燻り始めました。 こうやって自分の中の暗い部分や、弱い部分を曲にしていると、バンドという形態を無視して、自分の独り善がりになってしまっ…

いきる

特別にならなければ死んでしまうと思った。 関係や立場、果ては命さえも、殆ど平均以下しか執着できないぼくが、他全てへの熱量を賭して執着したものがそれでした。特別にならなければ、生きる価値なんてないとさえ思ったほどです。誤解のないように言ってお…

そこには

今日も1日生きながらえました。 ぼくは自分の声にコンプレックスがあって、風邪をひくたびに、治ったら声が変わっていればいいなあ、と思うくらいには自分の声が嫌いです。究極的には、声だけではなくて、才能というものに憧れているのだと思います。特別を…

さむい

人が何を求めていて、何をすれば喜ぶのか、ぼくは昔からそれを察することに長けていたように思います。だからこそぼくにとって、やさしくすることは造作もなかったし、好かれることなんて容易かった。世間というものはどうやら明るくて、人当たりの良い人間…

わからない

考えるのが好きで、考えてしまう自分が嫌いです。 生きる意味とか、死ねる理由とか、きっと普通はこんなに考えたりしない。世の中には、そうやって考えてしまう自分に優越感を抱くひとたちもいるようですけれど、ぼくにあるのは、どうしようもない劣等感です…

中間点

許されたら、どこに行こう。 ずっとそればかり考えています。二十年生きた身体は、知らないうちに鎖に繋がれて、いつの間にか不自由です。関係や立場は増えるばかりで、きっとこれが生活というものなんだろうと思いつつも、すべて捨ててしまいたい欲求がいつ…

はじめまして

こんばんは、今日も生きています。 音楽で小説を読みたいとずっと考えていて。多分僕がやりたい音楽もそういうものなのだと思います。視覚化された音楽というか。説明が難しいのですが、聴覚ではなくて視覚情報としての音楽みたいなものができればいいなと。…