こんばんは、今日も生きています。
音楽で小説を読みたいとずっと考えていて。多分僕がやりたい音楽もそういうものなのだと思います。視覚化された音楽というか。説明が難しいのですが、聴覚ではなくて視覚情報としての音楽みたいなものができればいいなと。「音楽を視る」とかそういう表現が最も適切なのかもしれません。
小説っていうのは本来的にはただの記録というか、文字列なわけだけれど、読んでいると場面の風景や心情みたいな、文字列以上のものが伝わってくる。それの極致といいますか。音楽に合わせた朗読ではなくて、そもそも聴覚を媒介にしない音楽。もはやそれは音楽なのかと訊かれれば、首を縦に振るのは容易ではありませんけれど、いつか体現できたらいいなあ、と夢想する日々です。
併せて、詩のような何かを綴るだけのブログも何卒よろしくお願いします。
『海の見える街』