海の手記

報告と記録

宣言

壊れ物に触らないように。
病んでいることに優劣をつけるのはおかしいことだってわかってはいるけれど、病んでいるにも様々な有り様があって、ぼくが好きなのは、自己否定を繰り返して、それでいて自己愛と周囲に守られながら、死にたいと言いながらもなんとか生きようとしているひとで、死にたい、社会なんてくそ食らえだって言っているひとはどうぞご自由にって思うし、そういうひとはむしろ壊れ物みたいに扱ってしまいます。有り体に言えば怖いのです。復帰を希求せずに諦めてしまったひとを、どうにもぼくは好きになれません。きっともうどうしようもなく苦しくて、痛くて、厭世を繰り返すしかなくて、多分優劣でいえばぼくなんかよりずっと深刻なんでしょう。同情なんていらないのだろうけれど、それすら凶器になるのだろうけれど、安心してほしい、ぼくは多分軽蔑しています。勝手に死んでろ、ぼくは死んでなんかやらない、生きて生きてああ最低な人生だったって死んでやる。ぼくのことをわかってないひとたちばかりだけど、それでも大好きなひとたちがいっぱいて、死なないでって思ううちは死んでやらない。狂っているなら狂っているで、面白おかしく生きてやるからな。ばーか。