海の手記

報告と記録

眠気

精神の寿命は、きっと身体の寿命よりも短い。思考はきっと娯楽だ。生命活動においておよそ不必要な行為だ。人間は考える葦というけれど、おそらく人間は考えるようにはつくられていないのだ。他の動物と同じ。なまじ神に近づいたがために、神様の娯楽に手を出した。人間はいつだって不遜だ。ぼくたちは神様ではないのだから、精神がそれに耐えられないのは当然のことだろう。だからぼくは知りすぎてしまうことに恐怖する。神に近づきすぎた人たちの思考の片鱗に、輪郭に触れることがたまらなく怖い。繰り返す。思考は神様の領分だ。考えるな考えるな考えるな。
ひとまず今はとてもしあわせなのだから、何も怯えることはない。

広告を非表示にする