海の手記

報告と記録

崩壊していく。僕はその破片を拾い、もう戻らないのだなと悟る。恥ずかしい。こんな有り様なのに、未だ自尊心のみが高くそびえ立つ精神が恥ずかしい。僕は叩く。殴る。壊れろ、壊れろ、壊れろ。何もできないことなんてはじめからわかっていただろう。つけあがるな。何かできると思った?嗤えるね、二流ですらないくせに。不当だ、理解してない、見下してるのはどちらだ。ここにはもう恥ずかしさしかない。見下されて当然であることを、何ら正当な評価であることを自覚しろ。苛つくな。何も間違いじゃない。お前は「出来ない子」なのだから。内省しろ。悔しいか。悔しくなるということは過大評価だったということだ。阿呆。阿呆。