海の手記

報告と記録

蝶々

愛しい寝息を聞きながら、ふと今なら読めるような気がして、例の本をほんのすこしだけ。美しい筆致で綴られるひとりの女性の物語です。この本は時間をかけて読もうと決めました。まあ僕は元々あまり読むのがはやいほうではないのですけれど。新しい語彙も手に入れました。涵養、瀟洒。
あとどのくらい本が読めるでしょうか。そのことを想うとすこしだけさみしい。