身の内に怪物を飼っているような気がする。 どうすれば飼い慣らせるのか、あるいは、どうすれば殺せるのか。今はただ、美しく生きる人間が羨ましい。こんなおぞましいものを腹の内に隠しているような人間から生まれでた音楽が、言葉が、物語が美しいわけはな…
はやくこのおぞましい怪物を、私はどうにかしなければ。
罰されていたい。 そうでないと、くるしい。 罰されている間は、空気がおいしい。 誰も罰してはくれないとき、 ぼくはぼくを罰してもかまいませんか。 馬鹿が治るまで。 性欲が消えるまで。 ぼくがぼくでなくなるまで。
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