海の手記

報告と記録

いちばん付き合いの長い友人だと言ってくれた人がいた。
愛しているからどうか死なないでほしいと言ってくれた家族がいた。

それでも渇いている。
味のしない料理で腹を満たしているような感覚。

それはもう愛されていないのとどう違う?

なりたいわたしにもなれないままで、わたしは生きていかなければならない?

そう、生きていかなければならない。
強迫でもいいからわたしは生にしがみついていなければ。